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なぜ、英国王室ゆかりの英国式プリスクールが人気なのか? 新たな名門校クラレンスインターナショナルスクール人気の理由とは?

なぜ、英国王室ゆかりの英国式プリスクールが人気なのか? 新たな名門校クラレンスインターナショナルスクール人気の理由とは?

英国王室ゆかりの英国式プリスクールがクラレンスインターナショナルスクールです。表参道校が人気となり2018年9月から元麻布校を開園します。同園の卒園児は、名門インターナショナルスクールに進学しており、注目が集まる元麻布校の開園です。


麻布に開園!新たな名門校クラレンスインターナショナルスクール人気の理由とは?

英国王室ゆかりの英国式プリスクールがプリスクール激戦区の麻布に開園します。
それがクラレンスインターナショナルスクール麻布校です。

▼6つの領域から成り立つ同園の学び。

同園は、2016年に表参道に開校し英国式プリスクールとしてすぐに人気となり、そのため2園目を港区元麻布に開園します。

2018年9月の開園を前に、同園では5日間のトライアルプログラムも開始しました。
同園の学びを体験できるのプログラムです。

トライアルプログラム:5日間 ¥30,000

▼詳しくは同園までお問い合わせください。

Clarence International School クラレンス・インターナショナルスクール公式サイト

https://www.clarenceschool.jp/contact

2歳〜6歳のための英国系プリスクールです。 幼稚園と小学生のための午後の英会教室も併設しています。 英国王室皇太子子ども財団など、国際的な教育機関とパートナシップ協定を結んでいます。

クラレンスインターナショナルスクールの特徴は、1.英国王室発祥と2.英国式プリスクールです。
早速、紐解いてみましょう。

1.英国王室ゆかりの幼児教育

クラレンスインターナショナルスクールは、英国のチャールズ皇太子が設立した"Children & the Arts”プログラムを採用しています。

同プログラムは、子供や若者がアートや音楽などに触れるための機会を増やすことを目的に2002年、バッキンガム宮殿から始動したプログラムです。

創設者のチャールズ皇太子は、児童が早期に芸術に触れることでその後の人生に大きな影響を与えることについて専門家と議論を重ね、Children&the Artsを設立しています。

同園は、Children&theArtsと幼児向けカリキュラム”Clarence Approach™️”と教材開発で提携、アジア地区の独占契約を結んでいます。

そのため”Clarence Approach™️”で学べるのは現在のところ同園のみです。

▼Children&theArtsの公式動画では、教育的な視点を含めて効果を伝えています。

2.英国式プリスクール

日本のプリスクールは、多くがアメリカ式の幼児教育を取り入れています。

同園の特徴は、英国式のプリスクールとして英国政府の定めるBritish Early Years Foundation Stage (EYFS)と英国王室のChildren & the Artsと共同開発した”Clarence Approach™️”を主軸とした統合的なアプローチを採用していることです。

▼英国王室ゆかりのChildren & the Artsは、英国をはじめ世界でプログラムを提供しています。
 写真は、同プログラムを受講する英国の小学生たち。

編集部の調べでは、多くのプリスクールはアメリカ式をはじめモンテッソーリ、レッジョ・エミリアなどミックスし独自の学びにしています。

クラレンスインターナショナルスクールは、英国王室ゆかりのプログラムを導入し、英国と芸術の早期教育を有機的に実践しています。

▼英国王室は、教育に力を入れています。Children&the Artsの公式行事には、創立者のチャールズ皇太子だけでなく、キャサリン妃や他の王族も参加しています。
 写真は、ロンドン郊外にあるReach Academy in Felthamを視察するキャサリン妃。

編集部が注目する3つのポイント

1.百の詩を諳んじる One Hundred Poems

編集部がまず驚いたのは、英語の百人一首とも言うべき、英詩歌の朗読と暗唱。
2、3歳の幼児が、ボディモーションと一緒にワーズワースやシェイクスピアの一節を諳んじているのは、クラレンスインターナショナルスクールならではの光景です。

クラレンスインターナショナルスクールでは、プリスクールの4年間で英詩100首を暗唱することを目指しているそうで、英語のABCだけでなく、語感やリズム、文脈、美しい英語の文化背景に心身を浸すことができます。

詩を詠むことで周囲の大人に褒められ、子どもたちは英語に大きな自信をを身につけそうですね。

2.独自開発のフォニックス

また、最近人気のフォニックス学習法も、クラレンスインターナショナルスクールではゼロからオリジナルを作り直すという徹底ぶり。
2、3歳の子どもたちが楽しくネイティブの英語を吸収していきます。

同園の早期英語教育への熱心さが伺えます。

3.ハウスで学び家に帰る

編集部が訪れた表参道校も西麻布校も校舎は、いわゆる家です。
毎日、先生の家(ハウス)を訪れ、ハウスで学ぶ。
それがビルの一室ではないアットホームなクラレンスハウスの良さです。

ちなみにクラレンスハウスは、英国王室チャールズ皇太子の宮殿のひとつをクラレンスハウスと呼びます。

校名の「クラレンス」も英国王室につながっています。

名門インターナショナルスクールに次々合格

同園の学びを高く評価するのが、都内の名門インターナショナルスクールといえます。
同園の第1期生は、アメリカンスクール・イン・ジャパン、西町インターナショナルスクール、ブリティッシュ・スクールイン東京などに進学しています。

また海外に帰国した園児も、イギリス、アメリカ、香港のスクールに合格しています。

インターナショナルスクールの狭き門の受験事情を考えると、同園の卒園児は、入学難易度が高い名門インターナショナルスクールに合格しています。
早くも東京有数の名門プリスクールになったと言えるでしょう。

今春、クラレンスインターナショナルスクールが英国大使館の認定リストに掲載されたことも頷けます。

開園インタビュー

編集部は、元麻布校の開園を控え、ジェイムズ学園長に同園の学びについてお伺いしました。

編集部村田:開園おめでとうござす。3年目で元麻布校の開園ですね。

ジェームス学園長:ありがとうございます。私たちクラレンスインターナショナルスクールは9月に3年目を迎えます。

表参道校で私たち独自の教育法を積み重ね、確立してきた2年間でした。
もうすぐ開校する元麻布校エリアは、表参道校とは違った国際性があります。

ご存知の通り、元麻布は多くの大使館、国際機関が集まっています。
そのため表参道校とは異なる多様性が元麻布校に咲くのではないかと考えています。

村田:インターナショナルスクールというと「探究力」を育むと考えられています。同園はどのように学ぶのでしょうか?

ジェイムズ学園長:確かに、今、多くの園で「探求力(Enquiry)」が重視されてきていますね。
一つの流行といって間違い無いでしょう。

私たちの園でもRainbow Class(4才以上)では、子どもたち個々人が主体的に学びたいことを選べるよう、カリキュラムに流動性を持たせています。

しかし、2歳児、3歳児でも同じことが言えるのでしょうか?
私たちは、まだ自我が完全に確立されていない2〜3歳で必要とされているのは、探求力よりも「創造的な環境(Creative Environment)」だと考えています。

しかし、2歳児、3歳児でも同じことが言えるのでしょうか?
私たちは、まだ自我が完全に確立されていない2〜3歳で必要とされているのは、探求力よりも「創造的な環境(Creative Environment)」だと考えています。人間は環境の動物です。

18世紀のウィーンの上流家庭に生まれれば、モーツァルトのような音楽教養が身につくでしょうし、アフリカの原始部族の村に生まれれば、ダンスが上手になるでしょう。

極端な例かもしれませんが、小さな子どもは、環境に適応することこそが最大の学びなのです。

ですから、我々教育者の役割は、「創造的な環境」を整えることだと思います。

ビジュアルアート、音楽、演劇、ダンス、詩歌、物語のあふれる創造的な環境が子どもたちの好奇心を刺激し、好奇心が本物の探求力に繋がります。

ジェイムズ学園長は、記者から学園長に就任されました。差し支え無ければ、同その理由を教えていただけないでしょうか。

ジェイムズ学園長:私は、これまで記者としてさまざまな学校を取材してきました。
それぞれの学校は、それぞれの特色と文化があります。
そのなかで世界でも素晴らしい学校の多くは、独自のカリキュラムと校風を持っています。

クラレンスはカリキュラム、その教材のイラストひとつから独自に開発しています。
クラレンスのユニークさは本物だと考え、学園長に就任しました。

▼イラストから書き下ろした独自教材は、美しくかわいらしい。
 ウィリアム・ブレイクの詩の『無垢と経験の歌』から虎の一節。

村田:クラレンスが重視しているキーワードについて教えてください。

ジェイムズ学園長:「イマジネーションの翼」 と「グロースマインドセット(Growth Mindset)」です。

まずイマジネーションの翼は、人生を豊かにしてくれます。自由やクリエイティビティ、困難を乗り越える方法、それらはイマジネーションを源泉としています。

能楽を体験する園児たち

逆に言えば、イマジネーションの翼がなければ、自由もクリエイティビティも困難を乗り越える新しい方法も獲得できません。
ですから幼少期の子どもたちの豊かな想像力を肯定し、伸ばすことが重要です。

そして成長に限界や終わりはなく、日々もっと良くなるというGrowth Mindset。
一定の成功を納めた大人はややもすればFixed Mindsetになりがちです。
しかし今日正しかったことが明日も正しいとは限りません。

子どもたちが大人になる20年後は未知の世界ですから、従来の固定概念を越えるためにGrowth Mindsetが必要なのです。

村田:ジェイムズ学園長ありがとうございました。

お問い合わせ

クラレンスインターナショナルスクール
HP:https://www.clarenceschool.jp
E-mail: [email protected]

麻布校
 東京都港区元麻布2-14-34
​ Tel: 03-6721-9466

表参道校
 東京都港区南青山3-9-5
 Tel: 03-6721-0990

こちらも参考にしたいですね。

【速報】英国皇太子が設立したChildren&the Artsと港区クラレンスインターナショナルスクールがカリキュラム開発で合意

https://istimes.net/articles/1023

東京都港区にあるクラレンスインターナショナルスクールを運営するClarence Education Ltd.は、英国皇太子が設立したChildren&the Artsと独占契約し、今後共同で幼児向けの教材開発とインターナショナルスクールのカリキュラム開発を進めることを公表しました。

シャーロット王女が通うナーサリーは、やはりスゴかった!

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この記事の記者

インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。

プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。

国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。

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