”世界を旅しながら学ぶ" その理由とは?
本誌記事の「えっ!”冒険王になる!”世界を旅しながら学ぶインフィニティ国際学院が「仲間」を募集!」が好評でした。
12月に書いた”冒険王になる!”世界を旅しながら学ぶインフィニティ国際学院が「仲間」を募集!の記事がSNSで人気となりました。
そこで、「インフィニティ国際学院」の大谷学院長にさらに同学院の魅力について編集部で独占インタビューをさせていただきました。
■インフィニティ国際学院 大谷学院長 独占インタビュー
編集部:先日、公開させていただいた記事が好評でした。
そこで、魅力溢れる「インフィニティ国際学院」の創立者である大谷真紀学院長にインタビューをこうして、お願いさせていただきました。
Q.インフィニティ国際学院は、全く新しいコンセプトの学校ですが、その特徴を教えてください。
編集部:早速ですが、インフィニティ国際学院の特徴についてお聞かせください。
大谷学院長:一言で言うと10年後の世界を変えるグローバル人材を育成する、世界を旅しながら学び合う国際進路特化型のインターナショナルスクールです。
▼ 公式インスタグラムでは、「世界を旅し学ぶ様子」がアップされています。写真は、マレーシアのモスクを訪れた様子です。
■1年次は、フィリピンでマンツーマンで英語力を基礎固め。
編集部:キャンパスを持たず、年次で世界をプロジェクトベースで学ぶ仕組みについて教えてください。
大谷学院長:日本で初めてなのですが、キャンパスを持たずに1年目は、フィリピンでマンツーマンにて英語力を徹底的に鍛えます。
他にも英語でのディスカッションやプレゼンテーションも学びます。英語をではなく「英語で」WEBデザインなども学ぶカリキュラムもあります。
■2年次は、海外を転々としながらテーマに沿ったプロジェクトに参加
編集部:高校1年次で英語力を鍛えるので、英語力が心配な生徒も安心ですね。いよいよ2年次からは、どのように「旅する」のでしょうか?
大谷学院長:2年目は、いよいよインフィニティ最大の特徴ですが、海外を転々としながらテーマに沿ったプロジェクトに参加します。
テーマも多様で、スラム街で貧困問題を感じたり、ヒマラヤの山々で地球を考えたり、アジアで苦労して商品企画販売なども体験します。
編集部:現場に足を運んで、生で世界の課題や社会を体験していくのですね。
大谷学院長:アフリカでは孤児院に長期滞在したり本気の活動を行います。
2020年はなんと22か国を回る予定です。
そこで様々な社会課題や実践的な起業体験などをし、将来自分が取り組みたい進路への興味や動機を探します。
▼ クアラルンプールを訪れた様子。公式インスタグラムより。
■3年次は、2年次で得た進路を確かなものにする
大谷学院長:3年目は2年目で得た進路を確かなものにするために、中国への進学のため中国語を学んだり、さらに欧米のトップ大学で通用するように英語力を更に高めるなど海外進学に備えます。
もちろん大学に行かないで起業したり、日本の著名大学へ充実した海外の体験をもとにAO受験する進路も考えられます。
ただし、基本的に日本の大学受験を意識したいわゆる受験勉強は一切しません。
それでも連携している通信制高校から高校卒業資格を得ることが可能です。
受験勉強なしで、世界を旅しながら国内外のトップ大学を目指せるのです。
▼ 中国の深圳を訪れた学生たち。公式インスタグラムより。
Q,ここも面白い!インフィニティ!
編集部:世界中でプロジェクトベースで学んでいく姿が伝わってきます。その他、特徴あるプログラムはどのようなものがありますか?
大谷学院長:毎週、様々な分野のスペシャリストやキャリアカウンセラーによる、学校の教科とは関係のない様々な講義がインタラクティブな形式で行われます。
起業家の生々しいお話や、オリンピック選手の生き様など今までの日本の教育では得られない幅広リベラルアーツの学びがあります。
グローバル社会に出てからきっと役に立つ真の教養を身につけます。また生きた体験談は進路の重要な指針となるでしょう。
▼ フィリピンをベースに世界をプロジェクトベースで学ぶ同校。公式インスタグラムでは、
Q,インフィニティを作るきっかけを教えてください。
編集部:現場に足を運んで、実行する。机上の上ではなく、体全体を動かして、心で感じて、考えることを考えるプログラムが満載です。
大谷先生は、なぜ、このような「世界の現場の極み」を取り込んだスクールを開校したのですか?
大谷学院長:ぜひ私の著書を読んで欲しいのですが(笑)私は昨年の春まで大学の学長をしていました。
そして大学生たちが将来の自分の人生をかけて取り組む夢やビジョンがないことに大いに失望していました。
大学も高校の進路指導の先生の助言や模擬試験から自分が何をやりたいかではなく、偏差値で合格しそうな大学を安易に選んでいたり、3年生になるととりあえず知名度の高い企業を就職先に選んだり、安定志向の公務員を希望します。
今日本の多くの大学生が同じような状況ではないでしょうか?
日本がこの20年全く成長していない、いやアジアの中でも一人負け状態で相対的に交代している現状は、このような若者の傾向と合致しています。
根底には150年近く変わらない日本型の教育問題があります。
戦後の高度成長を支えた知識を記憶し、正しく繰り返せる人材を大量に同質的に生産するシステムであった日本の教育が、全く世界が求める人材像の育成に合致していないのです。
▼ CNE1のテラスで学ぶ生徒。公式インスタグラムより。
大谷学院長:これからは激変する答えの無い世界で、自ら問いを立て変化を作る側の人材が求められています。
おそらく日本の一条校ではこのような真のグローバル級のゲームチェンジャーは育成できないでしょう。
しかしこのままでは日本が沈んでいきます。
幕末に日本を変えた人材を多数輩出した吉田松陰先生の松下村塾のような常に問い学び合う、しかも世界を見聞しながら、そんな学校が必要だと思ったのです。
それも大学からでは遅い!高校時代に見聞を広げ、真の高等教育への動機を発見するべきなのです。
Q,どのような生徒にインフィニティ国際学院は入学して欲しいのでしょうか?
編集部:アクティブに動けるタイプの生徒の方が、楽しめると感じますが、大谷先生、正直なところどのような生徒に挑戦して欲しいですか?
大谷学院長:正直言って、前例がなくかつ今までと全く違うタイプの学校なので、全ての生徒に合う学校ではないでしょう。
特に保護者の方で従来の日本型の成功モデルをいまだに信じる方には難しいかもしれません。
受験テクニックを磨き高い偏差値を獲得し、有名進学校に進み、著名国内大学、そして有名企業を目指させようという価値観の家庭には合わないと思います。
すでにそのような昭和型の成功モデルは終身雇用制度が崩れた今とても危険な考えなのですがまだまだ信奉者は多いですね。
中三ですとまだまだしっかりとした自分を保てていないと思いますので、保護者の価値観がとても重要でしょう。
しかし、日本の教育に不安を感じていたり、海外赴任から帰国し、せっかく海外で良い教育を受けたのに日本での不毛な受験戦争に巻き込まれたくない、という考えの家庭にはピッタリでしょう。
▼ 公式インスタグラムでは、
大谷学院長:世界のトップ大学は正直、高い英語力と内容の充実したエッセイだけで進学可能なのです。
22か国での様々なプロジェクト参加はうわべだけのエッセイではなく、中身を伴った自己PRが可能でしょう。
生徒本人には、まだ進路が見えていなくても良いのですが、将来グローバル級に活躍したいという意思が重要です。
そして学院は個人の個性を尊重し、自由自律をモットーとしますが、同時に高いコミニュケーション力とチームワーク力も必要です。
グローバル級に活躍するにはこの力は必ず求められるからです。
英語力は1年目で徹底的に鍛えられるので準2級レベルの英語力があれば問題ありません。
また入学試験は面接だけです。
日本の教育を飛び出し本当に自分のために人生を発見し挑戦したいという生徒にはぴったりの学院です。
▼ 世界中を回るため、公式インスタグラムには空港の写真もよくアップされます。
Q,費用が心配ですが。
大谷学院長:ざっくりと年間研修費も含めると380万円ほどかかりますが、日本国内にあるインターナショナルスクールは年間200万円ほど通学でもかかります。
インフィニティは、全寮で食事なども込みと考えると国内のインターナショナルに入れるのと変わらないでしょう。
そして不毛な受験用に個別進学塾に通うとプラスで年間150万ほどかかります。
その塾代が不要になります。
また欧州のボーディングスクールに入れば800万円以上かかります。
海外進学すると生涯賃金は最大4億円ほど違ってくるというデータがありますから、教育への投資という考えであれば決して無駄な出費にはならないはずです。
Q,最後にメッセージをお聞かせください。
大谷学院長:学院自体が試行錯誤しながらもより良い新しい学び場になるように進化中です。
将来きっと世界を変える人材を次々に輩出する学院となるように、教職員、保護者の皆さん、そして生徒も理想の学び作りに参加する意識がとても重要で、また喜びも一緒に味わえると思います。
定員が少ない学院なので将来入学が難しくなるのではないでしょうか?挑戦をお持ちしています
編集部:現場で五感をフルに動かして感じ、そして考えて、未来に行動する人材を育てるインフィニティ国際学院の魅力は、2年目、3年目のプロジェクトの訪問先も注目しています。
大谷学園長、ありがとうございました。
お問合せ
インフィニティ国際学院。世界を旅しながら学び、世界の難関校などを目指す国際進路特化型インターナショナルスクール。国際ジャーナリストや伝説の起業家たちなど専門家が世界へ飛び出す高校生をサポート。「世界を知り、日本を知り、自分を知る」今までの日本の教育では実現できなかった大きな動機付けと新しい学び方を提唱します。
インフィニティ国際学院
https://infinity-gakuin.org/
【受験資格者】
・中学生又はインターナショナルスクールを卒業した後(卒業見込み含む)、高校を卒業していない方
・2020年4月1日時点で19歳以下の方
・英検準2級、もしくは同等の英語力がある方
・学校生活に必要な日本語力のある方(国籍不問)
※2020年度はインターナショナルスクール生枠の受験日程はありません。
一般生同様にA〜D日程で受験していただければ2020年9月入学が可能です。
詳細は下記のコンタクトより、お問い合わせください。
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インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。
プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。
国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。